『血染めが池』大国主伝説「兎じゃなくて?ワニに足を咬まれたって!」
何処にそんなお話が記載されているのか?
野津龍氏著「鳥取県伝説集(上)」『血止めが池』または『血染めが池』の伝説が有ります。
鳥取県鳥取市青谷町の長尾の鼻(半島なんです)に有るのですが、私の雑学頭にも、全くヒットせずに、山陰古事記の旅を参考に、行ってみたは良いけれど、道に迷う迷う!
ナビゲーションも全くあてにならない、人に聞いても知らない方々ばかりでしたが、とりあえず岬の先端まで行ってみると、有料駐車場を発見、駐車場管理のおじさんに聞いて見ると、「そういえば、ときどきそんな人が来るね~」との事、500円の駐車料金を払おうとすると、「いいよいいよ、観光だろ?釣りの駐車場だからね」素敵なおじさんだ~(笑)
標高80メートルの溶岩台地が日本海に侵食されてできた海食崖である。
様々な洞門、奇岩などを作り出している奇勝地で、落陽の眺望、釣り場、ロッククライミング・フリークライミングなどで知られているそうです。
駐車場から階段を50段程(結構長くて高い)下りまして、階段が途切れた所から、岩伝いに右下へ100メートル程行った所に『血止めの池』が有ります。
靴を考えなければ、ちょっと危険です!身軽な人にお勧めします。
さて伝説ですが、婚約した大国主八上姫は、しばしば長尾の鼻で逢い引きをしていました。
あるとき、約束の時間に成っても八上姫が現れませんでした。暑い夏のこと、待ちぼうけを食らった大国主は、冷たい海水に足を浸して待っていました。
すると沖から一匹の鱶がやってきて、大国主の足に食いつきました。大国主が痛む足を見ると血が流れだしていました。
大国主は近くの池に走り、その真水で傷口を洗ったところ、流れ出していた血は不思議にもぴたりと止まってしまいました。
そこで長尾の鼻の先端にあるこの池は『血止めが池』と呼ばれるようになり、今も池の底にはその時の大国主の血で赤色に染まった部分があり『血染めが池』という別名もつけられています。
待合谷という場所もあるようです。大国主と八上姫が逢瀬の際に待ち合わせた場所と伝えられています。
また、湧水も湧き出しているとのことですが、なめてみるとやっぱりしょっぱいです。
日本の神話を否定する気はありませんが、これは作りすぎだと思います(汗)。
真水どころか完全な潮だまりですよね、それに神話のワニではなくて鱶(フカ)です。
『因幡の白兎』のお話では、ワニが使われています。
鳥取県・岡山県・島根県・広島県の山間部でサメ料理を「ワニ料理」と呼んでいます。
この地域に何かしらのつながりを感じさせますし、ワニは「和邇氏」にもつながるといわれます。
しいて読めば沖から来た鱶を「隠岐から来たフカ」と考えて、別の海の一族に襲われた出雲族のお話しと解釈してみましょう。
現地ですが、山陰ジオパークの西の端辺り、地層のゆがみと考えると別な超古代のロマンを感じられますね。
いつも応援ありがとうございます。
歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思います。はげみになりますので宜しくお願い致します(^人^)
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野津龍氏著「鳥取県伝説集(上)」『血止めが池』または『血染めが池』の伝説が有ります。
鳥取県鳥取市青谷町の長尾の鼻(半島なんです)に有るのですが、私の雑学頭にも、全くヒットせずに、山陰古事記の旅を参考に、行ってみたは良いけれど、道に迷う迷う!
ナビゲーションも全くあてにならない、人に聞いても知らない方々ばかりでしたが、とりあえず岬の先端まで行ってみると、有料駐車場を発見、駐車場管理のおじさんに聞いて見ると、「そういえば、ときどきそんな人が来るね~」との事、500円の駐車料金を払おうとすると、「いいよいいよ、観光だろ?釣りの駐車場だからね」素敵なおじさんだ~(笑)
標高80メートルの溶岩台地が日本海に侵食されてできた海食崖である。
様々な洞門、奇岩などを作り出している奇勝地で、落陽の眺望、釣り場、ロッククライミング・フリークライミングなどで知られているそうです。
駐車場から階段を50段程(結構長くて高い)下りまして、階段が途切れた所から、岩伝いに右下へ100メートル程行った所に『血止めの池』が有ります。
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さて伝説ですが、婚約した大国主八上姫は、しばしば長尾の鼻で逢い引きをしていました。
あるとき、約束の時間に成っても八上姫が現れませんでした。暑い夏のこと、待ちぼうけを食らった大国主は、冷たい海水に足を浸して待っていました。
すると沖から一匹の鱶がやってきて、大国主の足に食いつきました。大国主が痛む足を見ると血が流れだしていました。
大国主は近くの池に走り、その真水で傷口を洗ったところ、流れ出していた血は不思議にもぴたりと止まってしまいました。
そこで長尾の鼻の先端にあるこの池は『血止めが池』と呼ばれるようになり、今も池の底にはその時の大国主の血で赤色に染まった部分があり『血染めが池』という別名もつけられています。
待合谷という場所もあるようです。大国主と八上姫が逢瀬の際に待ち合わせた場所と伝えられています。
また、湧水も湧き出しているとのことですが、なめてみるとやっぱりしょっぱいです。
日本の神話を否定する気はありませんが、これは作りすぎだと思います(汗)。
真水どころか完全な潮だまりですよね、それに神話のワニではなくて鱶(フカ)です。
『因幡の白兎』のお話では、ワニが使われています。
鳥取県・岡山県・島根県・広島県の山間部でサメ料理を「ワニ料理」と呼んでいます。
この地域に何かしらのつながりを感じさせますし、ワニは「和邇氏」にもつながるといわれます。
しいて読めば沖から来た鱶を「隠岐から来たフカ」と考えて、別の海の一族に襲われた出雲族のお話しと解釈してみましょう。
現地ですが、山陰ジオパークの西の端辺り、地層のゆがみと考えると別な超古代のロマンを感じられますね。
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