『出雲大社』「荒垣内摂社」で神々と御縁を結ぶ旅!vol③ - 「高天原の縁側日記」
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2018/06/22

『出雲大社』「荒垣内摂社」で神々と御縁を結ぶ旅!vol③

瑞垣・玉垣をご紹介しますが、「楼門」の写真は有りません。といいますか、瑞垣が高くて内部の写真撮影が出来ないのです。瑞垣の内はパンフレット写真でお許し下さい。



【プロローグ】地震は冷やっとしたが、ワールドカップが熱い。



何を今さら、と言われると思いますが、日本代表頑張りましたよね~!はっきり言って勝てないと思ってました(申し訳ない)。前回も1-4で負けてますし、なんといっても南米のチームにアジアチームが勝った事が無かったそうです。前半開始早々コロンビアに退場者が出て、11-10人に成ったのもラッキーでしたね。Jリーグを観る(TVも含めて)ことは余り無いのですが、日本代表にはナショナリズムも触発されるので、ついつい熱く成ってしまいます。

前回「頑張れ日本!」と書きましたので正にその通りに成りました(やった~)。しかしながら、前日は私の職場のすぐ近くを震源とする、大阪北部地震が発生(茨木市の職場に着いたばかりに「ドカーン」と突き上げるような揺れで怖かったです。)しました。最終的には5人の方々がお亡くなりに成り、負傷者も7府県で406人(23日・消防庁調べ)の大きな被害に成りました。お亡くなりになられました方々には、心よりのお悔やみを申し上げるとともに、負傷者の皆さんには一日も早い回復をお祈り申し上げます。ですから、日本代表にはより一層の活躍で、大阪へも元気を届けていただきたいと思います。

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(兎と一緒にお願いいたします。)

さて、今回(地震で大阪モノレールが金曜日も止まっているため通勤困難者が出て、ブログ更新にも影響が出ました。)は、出雲大社建物の内、「八足門」「西回廊・観祭楼・東回廊」「瑞垣・玉垣」「楼門」をご紹介させていただきます。

それでは、『市郎右衛門』の歴史ブログをお楽しみ?くださいね(人´ω`*).☆.。


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(もう一度地図を確認ください。)


古代大社はここに眠る「八足門」


DSC_0067.jpg(オジサン「私じゃ無いですよ」一人だけは珍しいです。)


建立年代寛文7年(1667年)の八足門は楼門(最後にご紹介します。)南の正面に位置し東西は脇堀を介して回廊と繋がっています。欄間の彫刻は流水を基調とした中に紅葉や桜・鳥など花鳥風月が散りばめられています。柱に木目が美しい欅材を使うなど、出雲大社の建築物の中でも豊かな装飾が特徴的な門です。「平成の大遷宮」では、屋根裏小屋組の西側に昭和28年(1953年)に起きた火災の焼け跡を見つけました(この時拝殿を焼失しています。)。

八足門で特にご覧いただきたいのは、門前にある三つの円を描いた模様ですこれは古代出雲大社の心御柱の位置の上に作られています。つまり八足門の上空48mに古代出雲大社大社があったということになります。

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(曲がっている?張り出しているようにも見えます。)
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(こんな感じ?)

今上陛下の名に畏る「西廻廊・観祭楼・東廻廊」


DSC_0060 (2)(今上陛下・皇室・旧宮家のお名前が…)
DSC_0074.jpg(観祭楼美しい~!)
126986589547.jpg(内側の様子)

次にご紹介するのは東西の廻廊になりますが、瑞垣の南側には中央の八足門を挟んで東西に廻廊が配されています。廻廊は、梁間二間で屋根は切妻造りの桧皮葺、く床はなく土間となっています。西廻廊が14間東廻廊は16間と東側に脇社が1社多い分、長い作りになっています。

注目したいのは写真地図でもありますように、最後にご紹介する楼門と八足門の間に東側へのズレが見られることです。このことは先ほど八足門前に古代存在した出雲大社の傾斜と重なっているように見えます。

実際この角度が現在の参道の方角に合致するため、古代出雲大社は南向きではなく、少し東を向いていたことが分かります。つまり100m近い階段が、山道から続いていたと考えます。その方角の先には何が有るのでしょう。奈良(大和)か?伊勢(伊勢神宮)?全く別の方角か調べてみたいですね。

東西の回廊とも本殿に面する北側に壁を設けず、他の3面は腰より下を板壁、上を連子窓としています。

東廻廊の中央六間分が観祭楼です。内側(北側)に階段室を1間張り出して二階建てとし、入母屋造檜皮葺の屋根になっています。2階は畳敷きの部屋が二部屋あり、南側境内にあった舞台(現在無し)を望めるように南側は全て外側に吊り上げて開ける蔀戸となっています。

中見えないよ~「瑞垣・玉垣」


DSC_0088.jpg(これが限界です。)
126986589547 8- コピー(パンフレットで見ると、外側が瑞垣、内側が玉垣です。)

玉垣及び瑞垣は、それぞれ建立年代は玉垣・寛文7年(1667年)瑞牆は文化5年(1808年)と思われます。玉垣は寛文の造営で建てられたもので、一周延長160mです外側の瑞垣は一周延長229mあり、屋根はともに桧皮葺です。

瑞牆は文化5年(1808年)の墨書きが発見されたことや杉材を主に使用していること、風化のある廻廊の柱に、新たに瑞垣の柱を添わせていることなどから、文化の造影で建てられたものと分かりました。

玉垣は檜材が使われており、構造等も瑞垣よりも複雑で丁寧です。本殿を囲む第一の垣根ということもあり、玉垣の方をより上級な仕様にしているようです。

大社最後の門「楼門」


DSC_0069.jpg(どうにか門前まで撮影出来ました。)
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(全体はこのように成っています。)
789876548691 - コピー
(飾りも複雑に成っています。)

本日最後のご紹介になりましたどうもんですが楼門は本殿南の正面に位置し東西は玉垣と繋がっていますくみものを多用し八足門とともにきょう内では珍しい装飾豊かな建物です屋根は入母屋造檜皮葺です平成12年2000年には屋根は修理しているため今回葺き替え工事は実施していません中央の円柱日本は他より一回り太く2階の屋根裏まで伸びていますと口の両脇に階段があり2階へ登ることができます。

【最後に一言】全部、国の重要文化財!



今回ご紹介した全ての建物は国の重要文化財に指定されています。が前回及び前々回からご紹介しているもので、国の重要文化財以外のものは、『国宝の本殿』「拝殿」「文庫」「彰古館」しかありません。

もちろん庁舎や仮拝殿、収蔵庫や新垣新子田宝物の新子田なのは指定外なわけですが、ご紹介しなかった解消なども銅鳥居と同様に国の重要文化財に指定されています。

さて、これで出雲大社でご紹介がまだなのは、新しい社務所等を除けば、瑞垣内のお社や拝殿、それと『国宝の本殿』だけと成りました。

出雲大社のご紹介も残り少しに成ってきました。出雲大社が終了いたしましたら、一息入れさせて頂きたいと思います。もちろん歴史の旅をやめる訳では有りませんが、2年と10ヶ月も書いておりますと、初期の記事があまりに稚拙で恥ずかしくも成ってきました。

ここらで、思い入れの有る記事はリ「ブログ」させて頂きます。その為新規更新は減るかもしれませんが、全体でより良いブログに成ればよいなと考えます。

元々自身の発信力を試すために始めたブログです。日本史部門の一位も一瞬頂きましたが、限界も感じさせられました。新たな企画も始めようかと計画中です。目的(まだ秘密です。)を達成するために今後も努力いたしますので、応援よろしくお願いいたします。

いつも応援ありがとうございます。歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思います。はげみになりますので宜しくお願い致します(^人^)
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