神々を訪ねて『出雲大社・荒垣外摂社』を歩く!更にに二社「国譲り神話の神々」vol⑥
『出雲大社・荒垣外摂社のご紹介が残り五社に成りましたので、二社・三社とUPしてご紹介します。 』
今日のプロローグは、ブログ仲間で年は違えど、私は大親友と思っている。皆さんもご存知「カップ麺皇子(あえてね!)」こと、taka:a◝( ꒪౪꒪)◜ケケケ…さんがブログを新設された事に触れたいと思います。
皆さんは、もうご承知かも知れませんが、WordPress(ワードプレス)にブログ「本館」を移動されて、新作カップ麺をレビューするブログ、「本日の一杯-cupmen review blog-」を立ち上げられました(ワーワー)。
更に、これまでのブログは「本日の一杯 -別館- taka :aの雑記帳」としてリニューアルオープンです。こちらは不定期では有りますが、taka:aさんの心のうちを垣間見るような素敵なブログと成っております。皆さん私の稚拙なブログ共々、taka:aさんのブログを宜しくお願い致します(逆だな…taka:aさんのブログ共々私のブログもよろしくお願いいたします。)。
さて今回、ご紹介させて頂きますのは出雲大社からそれほどは遠くないのですが、ちょぴり分かりにくい場所に有る二社、②阿須伎神社(阿式社、あじきのやしろ)・式内社。大国主の神子の阿遅鉏高日子根神を祀る。(出雲市大社町遥堪)と③大穴持御子神社(三歳社、みとせのやしろ)・式内社。子の事代主神・高比賣命(古事記では下照比賣命)と素戔嗚尊の孫の御年神を祀る。(出雲市大社町杵築東)をご紹介します。
さて、出雲大社に戻って荒垣外摂社をご紹介しましょう。
それでは、『市郎右衛門』の歴史ブログをお楽しみ?くださいね(人´ω`*).☆.。
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【今回ご紹介するのは、荒垣外摂社の三社 の三社です。★を付けた社はご紹介済】
①★神魂伊能知奴志神社(命主社、いのちぬしのやしろ)・式内社。神産巣日神を祀る。(出雲市大社町杵築東182)
②★阿須伎神社(阿式社、あじきのやしろ)・式内社。大国主の神子の阿遅鉏高日子根神を祀る。(出雲市大社町遥堪1473)
③★大穴持御子神社(三歳社、みとせのやしろ)・式内社。子の事代主神・高比賣命(古事記では下照比賣命)と素戔嗚尊の孫の御年神を祀る。(出雲市大社町杵築東)
④大穴持御子玉江神社(乙見社、おとみのやしろ)・式内社。子の下照比賣命を祀る。(出雲市大社町修理免字向地920)
⑤★大穴持伊那西波岐神社(いなせはぎのかみのやしろ)・式内社。天穂日命の子で、国譲りの際に事代主のもとに使者として向かった稻背脛命(いなせはぎのみこと)を主祭神とし、白兔神を配祀する。(出雲市大社町鷺浦102)
⑥★上宮(かみのみや)・素戔嗚尊・八百萬神を祀る。神在祭の際、神々の会議所となる。(出雲市大社町杵築北)
⑦★下宮(しものみや)・天照大御神を祀る。(出雲市大社町杵築北)
⑧出雲井社(いずもいのやしろ)・岐神(ふなどのかみ)を祀る。(出雲市大社町修理免)
⑨★因佐神社(いなさのかみのやしろ)・建御雷神を祀る。(出雲市大社町杵築3008)
⑩★湊社(みなとのやしろ)・櫛八玉神を祀る。(出雲市大社町中荒木)
⑪★大歳社(おおとしのやしろ)・素戔嗚尊の子の大歳神を祀る。(出雲市大社町杵築北)
⑫祓社(はらいのやしろ)・祓戸四柱神を祀る。参道大鳥居の東側にあり参拝者が前もって身心を祓い清める社。(出雲市大社町杵築東195)
⑬★野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)・参道大鳥居の西側、神苑相撲場の北西にあり相撲の始祖野見宿禰命(第13代出雲國造 襲髄命(かねすねのみこと)を祀る。
【最初にご紹介するのは、②★阿須伎神社(阿式社、あじきのやしろ)・式内社です。大国主の神子の阿遅鉏高日子根神を祀ります。(出雲市大社町遥堪1473)】
阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこね・味耜高彦根命)って誰?と思われる方多いと思います。「古事記」「出雲風土記」のご出演で「日本書紀」には出演されていません。阿遅鉏高日子根命は、国譲り神話に天稚彦(あめのわかひこ)の友人として登場する美青年の神さまです(隠れた?人気がある神様です。)。葦原中国を平定するに当たって、遣わされた天穂日命(あめのほひ)が3年たっても戻って来ないので、次に天稚彦が遣わされます。
しかし、天稚彦は大国主の娘下照姫命(大国主神と多紀理毘売命の娘で、阿遅鉏高日子根神は兄に成ります。)と結婚し、葦原中国を得ようと企んで8年たっても高天原に戻って来ませんでした。そこで天照大御神と高御産巣日神は雉の鳴女を遣して戻ってこない理由を尋ねさせるお話、以前にしましたよね~。
すると、その声を聴いた天探女(天邪鬼のモデルとも言われます。)が、不吉な鳥だから射殺すように勧め、彼は遣わされた時に高御産巣日神から与えられた弓矢(天羽々矢と天之麻迦古弓)で雉を射抜いてしまいます。その矢は高天原まで飛んで行き、矢を手にした高御産巣日神、「天稚彦に邪心があるならばこの矢に当たるように」と誓約をして下界に落とすと、その矢は寝所で寝ていた天稚彦の胸に刺さり、彼は死んでしまいます。このお話は「天に唾する」に変化しているように思えます。天に唾すると、自分にかかる事から、悪事は自分に帰って来るのだという教えですね(うんうん)。
天稚彦の死を嘆く下照姫命の泣き声が天まで届くと、天稚彦の父の天津国玉神は下界に降りて葬儀のため喪屋を建て八日八夜の殯を行います。下照姫命の兄の阿遅鉏高日子根も弔いに訪れますが、彼が天稚彦に大変よく似ていたため、天稚彦の父と妻が「天稚彦は生きていた」と言って抱きついてしまいます。すると阿遅鉏高日子根神は「穢らわしい死人と見間違えるな」と怒り、神度剣を抜いて喪屋を切り倒し、蹴り飛ばして天地に飛び去ったといいます。喪屋が飛ばされた先は美濃・藍見の喪山だといわれています。阿遅鉏高日子根の名前”スキ”は、農具の「鋤すき」から連想されたもので、もともとは鋤を御神体とする農業神だったようですが、このときの激怒ぶりや天地を行き来する姿は、雷神をイメージさせるものです。
さらに『出雲国風土記』のこの神さまの養育に関する説話では、阿遅鉏高日子根が幼い頃、昼夜泣きやまなかったので船に乗せて八十島やそじまを巡ったり、高屋を作って梯子を掛けてそれを上り下りさせて育てられたといいます。古代の人々は、雷鳴が天空を駆け巡る様子から雷を天翔ける船(神の乗り物)と考えて、強烈な落雷からは天地を往来する雷神の姿を連想したのかもしれませんね。
【次にご紹介するのは③大穴持御子神社(三歳社、みとせのやしろ)・式内社です。(出雲市大社町杵築東)】
(川沿いを下りて登ると分かりやすいですが、橋を通り過ぎるコースをえらんで道に迷いました。笑)
この社は、大国主の子ども達が祀られています、事代主・高比賣命(古事記では下照比賣命、阿遅鉏高日子根の妹)と素戔嗚尊の孫の御年神を祀 ます。事代主はいうまでもなく超有名ですね。国譲りの時には美保に漁に出ていたことから、恵比須神と同一視されています。えびす様は事代主系と蛭子系に分かれるようです。1月10日の開門神事で有名な西宮神社は蛭子系に成るので、天照大御神の兄となります。神様も複雑な人間関係?神様関係をお持ちです。
高比賣命こと下照比賣命は夫・天稚彦の死よりも兄・阿遅鉏高日子根の名を明かす歌を詠んだ事で知られています。この歌は「夷振(ひなぶり)」と呼ばれます。夷振を詠んだという記述は『日本書紀』本文にはありませんが、『日本書紀』第一の一書では、天稚彦の妻の名は記されておらず、夷振を詠んだ者の名としてのみの下照比賣命の名が登場しています。以前ご紹介した伯耆一宮の倭文神社では現在は建葉槌命が主祭神となっていますが、社伝には下照比賣命に関するものが多く、大正時代までは下照比賣命が主祭神であると考えられていました。倭文神社内の塚が下照比賣命の墓であると考えられて発掘されましたが、経塚であると判明しています(出土品は国宝に指定されました)。
御年神ですが日本神話では、須佐之男と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた大年神(おおとしのかみ)とされています。毎年正月に各家にやってくる来方神です。地方によっては、お歳徳(とんど)さん・正月様・恵方神・大年神(大歳神)・年殿・トシドン・年爺さん・若年さんなどとも呼ばれます。
現在でも残る正月の飾り物は、元々年神を迎えるためのものです。門松は年神が来訪するための依代であり、鏡餅は年神への供え物でした。各家で年神棚・恵方棚などと呼ばれる棚を作り、そこに年神への供え物を飾りました。わが家では”どんど焼き”といいますが、民俗学的な見地からは、小正月に門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされます。
【日本に生まれて幸せだ!】
世界の宗教をみてみると、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は同じ神を拝める宗教で、解釈の違いで何百年も争っているって知ってました?それではなぜ、仲良く出来ないのでしょう。キリスト教とイスラム教はユダヤ教から派生した唯一神を信じるため、これら3つはすべて「一神教」といわれる同類の宗教なのです。西暦0年がキリスト教誕生の年で、西暦610年にイスラム教は誕生しているので、イスラム教がこの中では一番新しい宗教ということになります。
そこでまず、一番古いユダヤ教を考えてみましょう。基本ポイントは3つで、唯一神・預言者・メシア(救世主)です。思想ポイントが解ればあとは簡単です。神は唯一神である「ヤハウェ」という名前(固有名詞)で、「すべてのものをつくった、たった一つの神様」とされます。預言者とは、唯一神からの命令を預かる特別な人のこと。「箱舟を作ったノア」や「海を割ったモーセ」などが有名ですね。メシア(救世主)はヘブライ語で救世主という意味があります。基本的には、いつの日にか「自分達(ユダヤ教徒)を救ってくれる存在を神様が遣わしてくれるはずだ」という思想です。実は、キリスト教もイスラム教も「神様は同じ」なんですよね、これら3つの宗教は「姉妹宗教」ともいわれます。
キリスト教の唯一神も「ヤハウェ」です。ただし、キリスト教の信者は「イエス・キリスト」が預言者であり救世主でもあるという個人崇拝を基本としています。イスラム教の唯一神もやはり「ヤハウェ」ですが、イスラム教の開祖であるムハンマドは「最後にして最大の預言者」という位置づけに成ります。「アッラー」というのは日本語でいうところの「神」で普通名詞、英語だと「God」に成ります。そのため、よく「アッラーの神」といいますが、あれは誤まりということに成りますね。キリスト教徒と同じく、イスラム教徒も人類はアダムとイブから始まったと考えているんですよ(ちょっとびっくりしませんか?)。
ユダヤ教では「アドナイ」、キリスト教では「ゴッド」、イスラム教では「アラー」と呼びますが、これらは全て「ヤハウェ」の事です。ただし、ユダヤ教は戒律に「神の名前をみだりに呼ぶなかれ」というものがあるため信者はこの名前(ヤハウェ)を口にしません。ですから、あまり宗教に感心のない人達には分かりづらいですよね。それでは何処が違うのか?預言者(開祖)がどう位置づけられているかに成ります。キリスト教においてメシア(救世主)として信仰の対象とされるイエスは、イスラム教ではイーサーと呼ばれ、ムハンマド(マホメット)の前駆者であり、ムハンマドの出現を予言した者と認識されています。
そのため、イスラム教のコーランには、イエス・キリストもあくまで「預言者のひとり」として登場します。ユダヤ教徒にすれば、イエスやムハンマドはメシアを騙る偽物であり、本当のメシアはまだ現れていないのだそうです。キリスト教徒にすれば、ユダヤ教徒はイエスを偽物だと決めて迫害した仇、メシアであるイエスの以後に預言者を名乗ったムハンマドは偽預言者に成ります。さらに、イスラム教徒にすれば、ムハンマドという最後の預言者が現れたのだから、ユダヤ教徒もキリスト教徒もイスラム教徒に改宗すればいいと思っています。
信者の数は、キリスト教約21億人、イスラム教約13億人、ユダヤ教約1500万人です。細かく見れば色々と違う考え方をしている宗派もありますが、基本的にはこう考えれば間違いではないと思います。このように、これら3つの宗教は異なる宗教というよりも、異なる宗派(
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教の聖地はエルサレムであり、この聖地奪回を巡って、およそ二百年間に、七回に亘る戦争が繰り広げられました。11世紀末から13世紀末まで、約200年間にわたって展開された、西ヨーロッパのキリスト教勢力による、西アジアのイスラーム教圏などに向けての軍事活動。ローマ教皇の「聖地回復」という宗教的目的での十字軍の派遣です。その続きが現在も行われているんです。
【最後に一言】
神様が一人だから問題が起きるのでは?と考えるのは私だけなのでしょうか?日本では八百万の神がおられて、それぞれに専門性があります。大国主神なら”縁結び”ですよね(笑)ここが大事なのです。全ての神様に得意部門のお願いをすることによって、神様同士も喧嘩することはありませんしうまく収まるのです。正に和国ですよね~。一神教:の国々が神様の代理戦争を人間が行っているように見えるのは私だけですか?
いつも応援ありがとうございます。歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思います。はげみになりますので宜しくお願い致します(^人^)
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