神々を訪ねて『出雲大社・荒垣外摂社』を歩く!更に二社vol⑤
『出雲大社・荒垣外摂社のご紹介が残り七社に成りましたので、二社・二社・三社とUPしてご紹介します。 』
実は、出雲に関係の有る神社の神官の方々三人とFacebookでお友達に成っていただいておりますので、出雲の神社ブログを書くときは緊張します。その三方は出雲大社と国造北島家、更には意宇六社・日御碕神社兼務のお三方神官の皆さまです。毎回お会いしてお話を聞かせて頂きたいのですが、そこは仕事中でしようから、ご迷惑を掛けないようにしている積もりなのです。特に神事(お祭り)の時期はとてもではないですですよね~f(^_^;
皆さんは、出雲といえば出雲大社が有名ですから、古代出雲国の中心は出雲大社近辺だと思われておられませんか?実は古代の出雲の中心は意宇郡です。国府跡や国分寺、意宇六社が有る辺りです。「出雲風土記」でも『おえ!(終え?)』の掛け声と共に「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」が柱を突き刺したといわれるのも「意宇の杜」といわれています。
「建御雷之男神」が稲佐の浜に訪れるのも、古代出雲から考えると不思議な感じがします。国譲りの際も「事代主」は伯耆の倉吉に有る波々岐(はばき)神社に逃亡した伝承が残りますし。出雲大社で仲良く祀られている「須勢理毘売命」も以前、現在の伯耆・大山町に逃亡して隠れ?住んだ伝承の検証を試みました。
更には「建御名方神」は諏訪湖まで逃亡して、諏訪神社の御祭神と成っています。東の大和(倭)から攻め込まれた神々が全て?東に逃亡し、攻め込んだ勢力は西から上陸なんて、いくら私がつじつま合わせの作り話が得意でも疑問が湧かざるをえません。
神話の謎解きはとても魅力的ですが、頭の中だけでは実感出来ない事柄が多いのです。私が出雲に何度も足を運んでいるのも、フィールドワークの重要性を感じるからです。
さて今回、ご紹介させて頂きますのは少し出雲大社から距離的にも離れていて、中々分かりにくい場所に有る二社、⑤大穴持伊那西波岐神社(いなせはぎのかみのやしろ)・式内社。天穂日命の子で、国譲りの際に事代主のもとに使者として向かった稻背脛命(いなせはぎのみこと)を主祭神とし、白兔神を配祀する。(出雲市大社町鷺浦102)と、⑩湊社(みなとのやしろ)・櫛八玉神を祀る。(出雲市大社町中荒木)をご紹介します。
さて、出雲大社に戻って荒垣外摂社をご紹介しましょう。
それでは、『市郎右衛門』の歴史ブログをお楽しみ?くださいね(人´ω`*).☆.。




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【今回ご紹介するのは、荒垣外摂社の二社です。★を付けた社はご紹介済】
①★神魂伊能知奴志神社(命主社、いのちぬしのやしろ)・式内社。神産巣日神を祀る。(出雲市大社町杵築東182)
②阿須伎神社(阿式社、あじきのやしろ)・式内社。大国主の神子の阿遅鉏高日子根神を祀る。(出雲市大社町遥堪1473)
③大穴持御子神社(三歳社、みとせのやしろ)・式内社。子の事代主神・高比賣命(古事記では下照比賣命)と素戔嗚尊の孫の御年神を祀る。(出雲市大社町杵築東)
④大穴持御子玉江神社(乙見社、おとみのやしろ)・式内社。子の下照比賣命を祀る。(出雲市大社町修理免字向地920)
⑤★大穴持伊那西波岐神社(いなせはぎのかみのやしろ)・式内社。天穂日命の子で、国譲りの際に事代主のもとに使者として向かった稻背脛命(いなせはぎのみこと)を主祭神とし、白兔神を配祀する。(出雲市大社町鷺浦102)
⑥★上宮(かみのみや)・素戔嗚尊・八百萬神を祀る。神在祭の際、神々の会議所となる。(出雲市大社町杵築北)
⑦★下宮(しものみや)・天照大御神を祀る。(出雲市大社町杵築北)
⑧出雲井社(いずもいのやしろ)・岐神(ふなどのかみ)を祀る。(出雲市大社町修理免)
⑨★因佐神社(いなさのかみのやしろ)・建御雷神を祀る。(出雲市大社町杵築3008)
⑩★湊社(みなとのやしろ)・櫛八玉神を祀る。(出雲市大社町中荒木)
⑪★大歳社(おおとしのやしろ)・素戔嗚尊の子の大歳神を祀る。(出雲市大社町杵築北)
⑫祓社(はらいのやしろ)・祓戸四柱神を祀る。参道大鳥居の東側にあり参拝者が前もって身心を祓い清める社。(出雲市大社町杵築東195)
⑬★野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)・参道大鳥居の西側、神苑相撲場の北西にあり相撲の始祖野見宿禰命(第13代出雲國造 襲髄命(かねすねのみこと)を祀る。
【最初にご紹介するのは、⑤大穴持伊那西波岐神社(いなせはぎのかみのやしろ)・式内社です】
御祭神の稻背脛命(いなせはぎのみこと)は天穂日命(誓約時の天照大神の第二子、出雲国造の祖)の子で、国譲りの際に事代主のもとに使者として向かっています。こちらのお話は「日本書紀」のみで「古事記」では稲背脛命ではなく「アメノトリフネ」が登場しています。出雲大社摂社「伊奈西波岐神社」です。式内社「大穴持伊那西波伎神社」に比定されている神社で、鷺社とも呼ばれています。出雲大社を北に向かい日本海の小さな漁村に鎮座されます。
熊野の諸手船で事代主への連絡役を担い、国譲りを承諾するかどうかを問う使者という役割を与えられた神には間違いがありません。事代主命が祀られる美保神社では国譲りに因んだ、青柴垣(あおふしがき)神事・諸手船(もろたぶね)神事が行われています。ちなみに私青柴垣神事は取材できたのですが(偶然)、諸手船神事は取材できておりません。
【次にご紹介するのは⑩湊社(みなとのやしろ)・櫛八玉神を祀る。】
湊社は出雲市大社町中荒木に在り、櫛八玉神を祀ります。敷地は摂社にしては大きいのですがお社はこじんまりとしていました。御祭神の櫛八玉神(くしやたまのかみ)ですが、「古事記」では、大国主命が国を譲って遠くに隠れ控えるかわりに、天神御子の住むような住居を要求し 出雲国多芸志の小浜(杵築の地)に神殿(出雲大社)が造られ、水戸神の孫・櫛八玉神が膳夫(料理人)となります。櫛八玉は鵜に変身して海底の埴(粘土)をとり「天の八十平瓫」(平らな土器)を作り海藻を刈って 燧白・燧杵を作り、火を鑽り出して、大国主命に対して、火を使って調理した魚を献る詞章(火鑽りの詞)を述べます。
水戸神(みなとがみ)とは、港の神のことで伊邪那岐と伊邪那美が国産みを終えて、神を産み始め、九番目と十番目に産んだ「速秋津日子神(はやあきつひこのかみ)と速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)」の事だそうです。 水戸神は神の名前ではなく、「分類(種族・系譜かもしれません)」のようですね。
建御雷之男神(たけみかずち)が大国主を気遣ったのか?これとも屠ってしまった大国主(私は大国主は称号と考えていますので国譲りに関わった出雲の王)を祀ろうとしたのかもしれませんね。
【最後に一言】
想像を逞しくするのは悪い事では無いと感じますし、漫画本を大学に行くまで読んだことが無かった私は小説に没頭し本が大好きになりました。映画やドラマを見る前に本を読んでしまうと、内容を理解(俗にいうネタバレってやつですか?)していることもありますが、どうしても想像力の方が大きくて映画やドラマが物足りなく?感じてしまうのは私だけでしょうか?先日誰かのSNSで「銀河鉄道999」の実写化の話題があり大丈夫?と思ったばかりですし、現在放映中の「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」はディーン・フジオカさんが頑張っておられるにも関わらず、違うんだよね~と感じてしまいます。
「モンテ・クリスト伯」は私の推薦図書ベスト100のトップに入ろうかという名作!大河ドラマ位の尺が無いと描ききれないと思いまし、日本人の設定は無理が有ると思います。
大河ドラマが『古事記-全ての始まり-』なんて出来ないかな?出来ないですよね~~オールスター出演でもめるでしようね、皆さんなら、まず天照大御神誰にします?(((^_^;)
いつも応援ありがとうございます。歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思います。はげみになりますので宜しくお願い致します(^人^)
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