西宮神社の「福男選び」と二人の『えびす神』! - 「高天原の縁側日記」
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2016/01/10

西宮神社の「福男選び」と二人の『えびす神』!

今年も恒例の西宮神社福男選びが開催されました!

一番福は最年少記録更新の16歳の高校生でした(おめでとうございます)。

西宮神社1
(写真はすべて昨年1月11日のものです。ごめんなさい)


毎年TV中継されるので、もちろん皆さんご存じででしょう。

昨年、私の同僚(三十代)が挑戦しましたが、残念な?結果に終りました。参加希望は6000人以上もの福男選びですが、現在は女性(福女)も参加して良いようです。

以前は開門6時以外には、余り規制も無かったようですが、不正?が有ったので、現在はかなり厳密に、ルールが制定されているようです。

まず、前日の10時迄に神社前で参加登録(登録出来るのは1500人だそうです)をすませます。深夜1時頃に位置取りのくじを引きます。

実際に走れるのはA組B組合わせて258名です

門の最前列に並べる、A組は108番までですが(一番門に近い所を1番から選択出来るそうです)、先ず1500分の108(約14人に1人)のA組くじを引かなければ、福男への道は閉ざされてしまいます。

それも、最前列二列迄(Aの20番位)が限界?とのことです。つまりはこのくじの時、すでに神様が福の振り分けをなさっているということですね。

副男抽選券


57番を運良く引いた?、同僚も学生時代はサッカー部で、今もフットサルを行っているので脚力には自信が有るようですが、全くダメだったそうです。

B組の150人はもう絶望的だと思います。

A組57番は、その時点でかなりの福だと思えますね(笑)

西宮神社2
(開門神事で皆が飛び出す勇壮な門です)


西宮神社3
(曲がり角が勝負の230メートル)


西宮神社4
(ゴールシーンになるのはこちらですね)


さて、この西宮神社ですが、阪神タイガースファンの方々(私もその一人です)は、ご存知かも知れませんが、廣田神社の末社として発展しています(シーズンイン前に選手は、二宮にお詣りするのが恒例行事です)。

西宮神社は『えびす宮総本社』となっており、祭られているのは、蛭児大神です。

西宮神社大マグロ
(有名な奉納マグロです)


西宮神社巫女さん
(巫女さんも、お綺麗な方ばかりです)


えびす神は日本古来の福の神で、釣り竿と鯛を持った姿が典型的ですが、その姿の通り、海神様ですね。

伊邪那岐命(神々の名前は古事記の記載を出来るだけ参考にしています)伊邪那美命の最初の子供、蛭子命が基になっているといわれています。

『古事記』の記載では、蛭子は天の御柱を回り二人が声をかけ合うとき、女性の伊邪那美が最初に声かけてしまったことで、骨が弱く3才に成っても立つことができなかったために、船に乗せ流してしまいます(船で漂着した場所が西宮?らしいです)。

流れ着いた蛭子が、海神と結び付いて、えびす神となっているようです。

二神の子供ということで、天照大御神建速須佐之男命と兄弟として祭られているのはそのせいですね。

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