十八代市郎右衛門生死をさ迷う!大動脈瘤破裂からの帰還!
皆さん私は何処へ居るのでしょうか?なんて冗談言っていられない状況に成りました。今日は歴史とは関係ありません。
朝仕事(久々の日曜仕事)へ向かう為にスマホの5時45分タイマーの音で起きて自宅のリビングへ降りたその時です。
電話ので呼び出し音が、父からの電話でした!電話口で先日から痛めていた、腰痛の凄まじさを力説する父!「○○(本名)、お父さん動かれんわいや、トイレにも行けん!」「どないしょうな?」「来られんか?」と、それが今日は日曜日の一人仕事で、昨日私の病院の都合で責任者と交代して貰ったばかりです。「今日仕事やねん」「無理やわ~」「一寸待ってな!」妻を起こして相談するも、妻も外せない仕事!もうどうにでもなれの心境で「救急車呼んで救急病院行って!」冷たいようだが他に方法がみつからない。
「何処に電話するんだいや?」「119番!」「分かったそうするわ~!」と電話を切った父!その後大変な事態になってしまった。非日常な一日日記です。
其では、『市郎右衛門』の非日常ブログをお楽しみ?くださいね(人´ω`*).☆.。




【とは言ったものの】
やはり心配で仕事に行けそうもないですし、父が救急車で運ばれて病院に向かわない息子もないだろうと、意を決して上司に電話しました。朝6:15分ですがそんなことはいっていられません。電話口の上司に事情を説明、どうにか代わりの出勤をお願いしました。上司の家は滋賀県~大阪の研究所までの時間を考えると、ぎりぎりだと思いました。この時程上司に感謝を感じたことは、実はこれまで(5年間一緒の職場なのです。)ありませんでした(笑)。
お盆とその前に取材旅行に行ったそのままの鞄を(ある意味都合が良かった)車に乗せて6:45に出発、まずガソリン給油して中国縦貫道・舞鶴自動車道・春日から北近畿豊岡自動車道 を乗り継いで、自宅へ到着8:40。自宅はもぬけの殻でカギすらかかっていません。ひとまず父が救急車で運ばれたことは確かな様子です。
【豊岡市民病院】
今度はどこに運ばれたか、ネットで検索すると整形外科の救急は新しくなった豊岡市民病院、電話で確認すると確かに運ばれているようです。直ぐに豊岡市民病院に向かいました。9:00に到着すると父親の処置は始まっておりましたが、ERの先生が相談が有るとの事、腰の様子がだいぶん悪いのか?と思ってドクター横の席に着きました。
そこで見せられたのがMRI画像、脊椎がが見事に一本圧縮骨折しています。これは痛いわな~と思った次の瞬間「問題はこちらなんですが」、え~これじゃないの?「こちらご覧いただけますか」といわれた場所は背骨の前側に何やら肝臓の様な10センチほどの影が見えます。なんじゃこれは~?、医者ではありませんが、生物は専門なので腹腔のどこに何が有るのか程度は分かるのですが、こんな臓器は無いぞと思っていると「本来こちらに腹大動脈が、ここら辺に腹大静脈が見えるはずなんですが、お父さんのには見ないんです」と先生、アッ、動脈瘤破裂!?病名が頭をよぎったのですが、動脈瘤破裂してなんで生きてるん?「動脈瘤破裂の可能性が有りますので検査させてください」との事です。
参考までに、大動脈瘤が破裂したら、救命率は10~20%と言われています。また、緊急手術における死亡率は、胸部大動脈瘤では50%と言われています。
とにかく造影剤で確認させてくださいといわれ、断わる理由も無くお願いしますとうなずくのみ。父の意識ははっきりしていて、話は出来ますが、これはちょっと今日は大変な一日に成りそうだなと感じました。
そして待つ事1時間、ERに呼び出され説明が始まりました。「やはり胸部大動脈瘤が破裂しています。」「ただ奇跡的に動脈の外膜が伸び切った状態で止まっています。更に漏れ出した血液の一部が固まって血流を維持しています。」運の良いやっちゃ。「しかしこの状態はいつ外膜が破裂して、言葉はあれですが、ぽっくり行ってしまうかわかりません。それにまだ漏れは続いていておりますのでが緊急オペが必要です。術式は年齢や救急性を考えてカテーテルでステントを入れる方法で行いたいと思います。」直ぐお願いします~と拝みたいところでしたが、その後先生が「本日こちらには機器と専門医が居りませんのでオペ出来ません。」なんやと~!
「現在(今日)この手術ができるのは、近くでは、神戸日赤病院・姫路中央病院・鳥取県立中央病院だけです。」と説明を受けまして、「大動脈破裂の治療は、一刻も早く心臓の緊急手術が行える病院に駆けつける事が最優先です。ヘリで飛びます。何処が良いですか?」なんじゃと~ヘリ?ドクターヘリで飛ぶ?「それでは神戸の自宅から近い神戸日赤病院で調整しましょうか?」はいお願いします。頭の中はぐるぐる回転し始めました。
【ドクターヘリってか!コードブルー?】
人工呼吸器や除細動器などの専用の医療機器を備え、救急専門医と看護師を乗せ、直接、緊急患者の元に向かう専用のヘリコプターのことです。空飛ぶ救命室とも呼ばれています。
ドクターヘリを用いる最大の利点は、緊急患者のいる救急現場に医師・看護師を素早く送り届け、すぐさま救命処置を開始し、 適切な医療機関への迅速な搬送が可能になることです。一分一秒を争う緊急患者の適切な治療が、いち早く行われるこにより、救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果が期待されます
ドクターヘリは、時速200キロから250キロで飛行できるため、常駐する豊岡病院から、30km圏内を9分、50km圏内を15分、70km圏内を21分で医師・看護師を乗せ、移動することができます。これにより、治療開始時間の短縮が図れ、救命効果を高めることができます。

原則として、豊岡病院から半径50km圏内にかかる消防本部の管轄区域とします。 ただし、ドクターヘリによる搬送が医療上有効と認められる場合や災害時には、その他の地域へも出動します。
(豊岡市HPより抜粋)
【鳥取中央病院】
車の中で、家族(万が一の事が有ればと待機してくれてました)、弟や叔父に状況報告の電話しながら、鳥取中央病院に向かいました。
病院到着13:30、ERに向かうとやはり父の方が先に着いていました。心臓外科の先生から説明を受け、今「米子から機器が向かっています。」、そう以前単身赴任していた鳥取大学の物です。「本来なら、事前に打ち合わせをして、細かいところまで詰めてから行うのですが、今回は緊急なのでリスクもあります。」しかし私は、なんとなく良い方に風が吹いているのを感じました。
鳥取大学病院はカテーテルでステントで有名な事は単身赴任時から有名だったんです。「届きました。OPは15:10からに成ります4時間程だと思います。」、そして父が運ばれてOPが始まりました。その後の4時間(実際は3時間半)の長い事長い事、18:40にOPは終了!「終わりました。」「うまくいったと思います。」術後の経過が良ければ、明日遅くとも明後日には一般病棟にうつられます。」父のは意識も回復しており、話せる状態!ERの面会時間は19:00までなので、「お母さんが天国で手を広げてたけど、行かれへんかったな~!もう少しこっちで孫のために頑張れていう事だな~」精一杯の皮肉を涙をこらえながら話しました。本人は麻酔でまだ状況が分かっていない様子でしたが。)「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と我が家の宗派日蓮のお経を唱えておりました。
【最後に】
昨日父を助けるために力を貸していただいた全ての皆様に対して心より御礼を申し上げます。「本当にありがとうございました」
私は涙をこらえながら(ちょっぴり漏れたかも)、病院を後にして実家の後始末に戻りました。大変な一日でした。昨日という一日は生涯忘れられない一日に成りましたが、おやじの悪運?はまだまだ続きそうです。元気でいてもらいたいですね、親孝行もまだしっかりできていないですしね~(笑)
以上長々と失礼いたしました。UPが一日遅れた言い訳でした(笑)
いつも応援、ありがとうございます(^人^)。
歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングにはこだわって良い記事をUPしたいと思いますので宜しくお願い致します(^人^)
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|o´艸)。oO(Thank you)。
バナーをクリックしますと、ランキングページに移動します。そこで慌てないでくださいね~!有難いことに現在、市郎右衛門のブログは、皆さんのお陰でランキングTOP10にINしておりますので、「高天原の縁側日記」をもう一度クリックして頂きますと、元のブログに戻ります(^人^)。
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【豊岡市民病院】
今度はどこに運ばれたか、ネットで検索すると整形外科の救急は新しくなった豊岡市民病院、電話で確認すると確かに運ばれているようです。直ぐに豊岡市民病院に向かいました。9:00に到着すると父親の処置は始まっておりましたが、ERの先生が相談が有るとの事、腰の様子がだいぶん悪いのか?と思ってドクター横の席に着きました。
そこで見せられたのがMRI画像、脊椎がが見事に一本圧縮骨折しています。これは痛いわな~と思った次の瞬間「問題はこちらなんですが」、え~これじゃないの?「こちらご覧いただけますか」といわれた場所は背骨の前側に何やら肝臓の様な10センチほどの影が見えます。なんじゃこれは~?、医者ではありませんが、生物は専門なので腹腔のどこに何が有るのか程度は分かるのですが、こんな臓器は無いぞと思っていると「本来こちらに腹大動脈が、ここら辺に腹大静脈が見えるはずなんですが、お父さんのには見ないんです」と先生、アッ、動脈瘤破裂!?病名が頭をよぎったのですが、動脈瘤破裂してなんで生きてるん?「動脈瘤破裂の可能性が有りますので検査させてください」との事です。
参考までに、大動脈瘤が破裂したら、救命率は10~20%と言われています。また、緊急手術における死亡率は、胸部大動脈瘤では50%と言われています。
とにかく造影剤で確認させてくださいといわれ、断わる理由も無くお願いしますとうなずくのみ。父の意識ははっきりしていて、話は出来ますが、これはちょっと今日は大変な一日に成りそうだなと感じました。
そして待つ事1時間、ERに呼び出され説明が始まりました。「やはり胸部大動脈瘤が破裂しています。」「ただ奇跡的に動脈の外膜が伸び切った状態で止まっています。更に漏れ出した血液の一部が固まって血流を維持しています。」運の良いやっちゃ。「しかしこの状態はいつ外膜が破裂して、言葉はあれですが、ぽっくり行ってしまうかわかりません。それにまだ漏れは続いていておりますのでが緊急オペが必要です。術式は年齢や救急性を考えてカテーテルでステントを入れる方法で行いたいと思います。」直ぐお願いします~と拝みたいところでしたが、その後先生が「本日こちらには機器と専門医が居りませんのでオペ出来ません。」なんやと~!
「現在(今日)この手術ができるのは、近くでは、神戸日赤病院・姫路中央病院・鳥取県立中央病院だけです。」と説明を受けまして、「大動脈破裂の治療は、一刻も早く心臓の緊急手術が行える病院に駆けつける事が最優先です。ヘリで飛びます。何処が良いですか?」なんじゃと~ヘリ?ドクターヘリで飛ぶ?「それでは神戸の自宅から近い神戸日赤病院で調整しましょうか?」はいお願いします。頭の中はぐるぐる回転し始めました。
【ドクターヘリってか!コードブルー?】
人工呼吸器や除細動器などの専用の医療機器を備え、救急専門医と看護師を乗せ、直接、緊急患者の元に向かう専用のヘリコプターのことです。空飛ぶ救命室とも呼ばれています。
ドクターヘリを用いる最大の利点は、緊急患者のいる救急現場に医師・看護師を素早く送り届け、すぐさま救命処置を開始し、 適切な医療機関への迅速な搬送が可能になることです。一分一秒を争う緊急患者の適切な治療が、いち早く行われるこにより、救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果が期待されます
ドクターヘリは、時速200キロから250キロで飛行できるため、常駐する豊岡病院から、30km圏内を9分、50km圏内を15分、70km圏内を21分で医師・看護師を乗せ、移動することができます。これにより、治療開始時間の短縮が図れ、救命効果を高めることができます。

(このスピードのおかげで命が助かりました。)
原則として、豊岡病院から半径50km圏内にかかる消防本部の管轄区域とします。 ただし、ドクターヘリによる搬送が医療上有効と認められる場合や災害時には、その他の地域へも出動します。
(豊岡市HPより抜粋)
【鳥取中央病院】
車の中で、家族(万が一の事が有ればと待機してくれてました)、弟や叔父に状況報告の電話しながら、鳥取中央病院に向かいました。
病院到着13:30、ERに向かうとやはり父の方が先に着いていました。心臓外科の先生から説明を受け、今「米子から機器が向かっています。」、そう以前単身赴任していた鳥取大学の物です。「本来なら、事前に打ち合わせをして、細かいところまで詰めてから行うのですが、今回は緊急なのでリスクもあります。」しかし私は、なんとなく良い方に風が吹いているのを感じました。
鳥取大学病院はカテーテルでステントで有名な事は単身赴任時から有名だったんです。「届きました。OPは15:10からに成ります4時間程だと思います。」、そして父が運ばれてOPが始まりました。その後の4時間(実際は3時間半)の長い事長い事、18:40にOPは終了!「終わりました。」「うまくいったと思います。」術後の経過が良ければ、明日遅くとも明後日には一般病棟にうつられます。」父のは意識も回復しており、話せる状態!ERの面会時間は19:00までなので、「お母さんが天国で手を広げてたけど、行かれへんかったな~!もう少しこっちで孫のために頑張れていう事だな~」精一杯の皮肉を涙をこらえながら話しました。本人は麻酔でまだ状況が分かっていない様子でしたが。)「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と我が家の宗派日蓮のお経を唱えておりました。
【最後に】
昨日父を助けるために力を貸していただいた全ての皆様に対して心より御礼を申し上げます。「本当にありがとうございました」
私は涙をこらえながら(ちょっぴり漏れたかも)、病院を後にして実家の後始末に戻りました。大変な一日でした。昨日という一日は生涯忘れられない一日に成りましたが、おやじの悪運?はまだまだ続きそうです。元気でいてもらいたいですね、親孝行もまだしっかりできていないですしね~(笑)
以上長々と失礼いたしました。UPが一日遅れた言い訳でした(笑)
いつも応援、ありがとうございます(^人^)。
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