名物に美味しいものなし?松江名物「ぼてぼて茶」を食す! - 「高天原の縁側日記」
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2015/12/22

名物に美味しいものなし?松江名物「ぼてぼて茶」を食す!

「ぼてぼて茶」の話をしたいので、祝松江城国宝登録記念の松江城紹介前に、いっちゃいます。

松江城

さて「ぼてぼて茶」ですが、名物で食べて?みたかったのですが、何度か松江に行っているのに食べたことありませんでした。
三の丸の茶店でいただきした。

これが「ぼてぼて茶」です。
ぼてぼて茶

名物が出来た経緯についてお話しましょう。
いくつか説があります。

たたら製鉄の職人が、仕事中に立ったままで食べられこととに加えて栄養も考え、塩分(お茶を泡立てる時に使う専用茶筅に塩を着けたり、おつけもの、塩昆布等を入れます)補給と御飯(雑穀米やおこわ、赤飯等の炭水化物)に豆や高野豆腐等(たんぱく質)を入れた説。

又、松江松平家(藩という言葉は江戸時代には使われていなかったということで記事の記載を統一しています)当主松平不昧公が飢饉を乗り切るため(公が鷹狩りに出掛けた時に、お出しする食事が無かったので仕方なく、在るものを入れて献上した事がきっかけ)に考案したもの説。

庶民が、上流階級のお茶文化(松江は不味公の影響でお茶文化が盛んです)をあざ笑って出来た説などがあります。

番茶を入れて泡立てる(乾燥茶花を入れると泡が立ちやすい)時の音からぼてぼて茶の名前が付いているようです。

見た目は今一?ですが、意外と美味しいです。

最後に食べ方に「粋」が有るらしく、箸を使わず、少しお茶を飲んで、器を叩き残りのお茶と具をまとめて、一気に食すのが粋だそうです(ほんと?笑)。

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