『天下分け目の天王山』京都符乙訓郡大山崎町「おじ散歩」③
気持ちの良い秋の日、京都と大阪のちょうど間あたり、大山崎町を散策してみてはどうでしょう。
京都符乙訓郡大山崎町、JR 山崎駅近辺の史跡を訪ねる「おじさんと散歩」の第③段です。
今回ご紹介するのは「アサヒビール大山崎山荘美術館」です。
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「アサヒビール大山崎山荘美術館」は、京都府乙訓郡大山崎町にある京都府の登録博物館です。
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団が運営されてます。
大阪府と京都府の境にある天王山の山腹に位置し、真下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景を見ることがで来ます(見てきました~(^^)d)。
開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き クロード・モネ展を見てきました。
実業家の加賀正太郎が昭和時代初期に建物の他、庭園や道路、家具、調度品なども含めて自ら設計、デザインして建てた英国風の山荘の建物を復元整備し、1996年に美術館として開館したそうです(お金持ちって凄いですよね~(^^;)。
美術館のコレクションは、朝日麦酒株式会社(現アサヒビール)の創業者として知られる、山本為三郎の収集したコレクションです。
山本さんは大正から昭和初期に柳宗悦らが提唱した「民芸運動」の賛同者であり支援者でした(全く比べる必要もないですが、私も賛同しています。笑)。
美術館には民芸運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉、棟方志功や芹沢銈介といった作家たちとの交流の中で収集された作品が展示されているんです。
私が見たかったのはそれらの作品なのです。
陶磁器・染織・絵画などの作品や、彼らにインスピレーションを与えた朝鮮王朝時代の古陶磁、イギリスのスリップウェアなどの古陶磁といった、生活用品でもあった美術品がおさめられていますが、これらは山本自身が日常親しく愛用したものばかりだそうです。
素敵でした~!
勿論、モネは大好きな画家なのでそちらも期待していました(好きすぎて長女に「モネ」の名前つけてしまいました~笑、阪神タイガース好きで、強虎「きょうこ」よりは良いと思っています。)。
私の絵画での目玉はクロード・モネの絵画≪ル・プティ=ジュヌヴィリエにて、日の入り≫1874年姫路市立美術館(國富奎三コレクション)でした。
「印象・日の出」にも劣らない名作だと思っています。
美術館は、『睡蓮』の連作も複数所有しているのですが、今回はこれが見たかった(笑)。
建物は加賀正太郎が昭和初期の1932年に完成させた三階建てのイギリス・チューダー様式の山荘である本館と、それとは別に隣接して地下に作られた安藤忠雄設計の地中館(「地中の宝石箱」)、同じく安藤忠雄設計の山手館(「夢の箱」、2012年開館)からなっています。
山荘は戦後、加賀正太郎の没後に所有者が変わってから荒廃し、取り壊して高層マンションを建設する計画があった様ですがが、保存運動が高まり1996年に今日のように私立美術館として再生されました。
現在は民芸運動関係作品が山荘に、『睡蓮』他の絵画作品が地下展示室に展示されています。
これが季節ごとに展示換えされるほか、これらのコレクションから受けた印象をもとに現代美術作家が制作を行い、展示を行う企画展や、来館者を相手にしたワークショップなども精力的に行われています。
本館 - 1階には展示室1・2と山本記念展示室、ミュージアムショップ、2階には展示室34、喫茶室、テラス(2か所)があります。
地中館「地中の宝石箱」 - 安藤忠雄設計(モネの『睡蓮』などを展示)。
山手館「夢の箱」 - 安藤忠雄設計(現代美術を展示、今回は企画展でモネの作品ばかりでした。)。
屋外展示 - バリー・フラナガン『ボールをつかむ鉤爪の上の野兎』(庭園内)、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌ『新しい羊たち』(栖霞楼近く)
テラスに面した部屋は、淀川や京都盆地を見下ろすカフェになっていました。
ケーキは大阪のリーガロイヤルホテルから運ばれてくる焼き菓子が楽しめます。
ドリンクにはアサヒビールのスーパードライもあり、雄大な景色を眺めながらビールを嗜むことも出来ますが、呑めない私はケーキとミルクティのセットを堪能しました。
因みに、駐車場は有りませんから、JR山崎駅線路脇にタイムスが有るので、駐車はそちらに!
さて次回こそは天王山に登ってみますか~?
そろそろ本気で歴史のお話に行かないとやばいかもですね(笑)
いつも応援、ありがとうございますm(__)m。歴史って本当に面白いですよね~!
今後もランキングには拘って良い記事を発信したいと思いますので宜しくお願い致します(^人^)
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京都符乙訓郡大山崎町、JR 山崎駅近辺の史跡を訪ねる「おじさんと散歩」の第③段です。
今回ご紹介するのは「アサヒビール大山崎山荘美術館」です。
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「アサヒビール大山崎山荘美術館」は、京都府乙訓郡大山崎町にある京都府の登録博物館です。
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団が運営されてます。
大阪府と京都府の境にある天王山の山腹に位置し、真下に木津川・宇治川・桂川の三川が淀川へと合流する美しい風景を見ることがで来ます(見てきました~(^^)d)。
開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き クロード・モネ展を見てきました。
実業家の加賀正太郎が昭和時代初期に建物の他、庭園や道路、家具、調度品なども含めて自ら設計、デザインして建てた英国風の山荘の建物を復元整備し、1996年に美術館として開館したそうです(お金持ちって凄いですよね~(^^;)。
美術館のコレクションは、朝日麦酒株式会社(現アサヒビール)の創業者として知られる、山本為三郎の収集したコレクションです。
山本さんは大正から昭和初期に柳宗悦らが提唱した「民芸運動」の賛同者であり支援者でした(全く比べる必要もないですが、私も賛同しています。笑)。
美術館には民芸運動にかかわる河井寛次郎、バーナード・リーチ、濱田庄司、富本憲吉、棟方志功や芹沢銈介といった作家たちとの交流の中で収集された作品が展示されているんです。
私が見たかったのはそれらの作品なのです。
陶磁器・染織・絵画などの作品や、彼らにインスピレーションを与えた朝鮮王朝時代の古陶磁、イギリスのスリップウェアなどの古陶磁といった、生活用品でもあった美術品がおさめられていますが、これらは山本自身が日常親しく愛用したものばかりだそうです。
素敵でした~!
勿論、モネは大好きな画家なのでそちらも期待していました(好きすぎて長女に「モネ」の名前つけてしまいました~笑、阪神タイガース好きで、強虎「きょうこ」よりは良いと思っています。)。
私の絵画での目玉はクロード・モネの絵画≪ル・プティ=ジュヌヴィリエにて、日の入り≫1874年姫路市立美術館(國富奎三コレクション)でした。
「印象・日の出」にも劣らない名作だと思っています。
美術館は、『睡蓮』の連作も複数所有しているのですが、今回はこれが見たかった(笑)。
建物は加賀正太郎が昭和初期の1932年に完成させた三階建てのイギリス・チューダー様式の山荘である本館と、それとは別に隣接して地下に作られた安藤忠雄設計の地中館(「地中の宝石箱」)、同じく安藤忠雄設計の山手館(「夢の箱」、2012年開館)からなっています。
山荘は戦後、加賀正太郎の没後に所有者が変わってから荒廃し、取り壊して高層マンションを建設する計画があった様ですがが、保存運動が高まり1996年に今日のように私立美術館として再生されました。
現在は民芸運動関係作品が山荘に、『睡蓮』他の絵画作品が地下展示室に展示されています。
これが季節ごとに展示換えされるほか、これらのコレクションから受けた印象をもとに現代美術作家が制作を行い、展示を行う企画展や、来館者を相手にしたワークショップなども精力的に行われています。
本館 - 1階には展示室1・2と山本記念展示室、ミュージアムショップ、2階には展示室34、喫茶室、テラス(2か所)があります。
地中館「地中の宝石箱」 - 安藤忠雄設計(モネの『睡蓮』などを展示)。
山手館「夢の箱」 - 安藤忠雄設計(現代美術を展示、今回は企画展でモネの作品ばかりでした。)。
屋外展示 - バリー・フラナガン『ボールをつかむ鉤爪の上の野兎』(庭園内)、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌ『新しい羊たち』(栖霞楼近く)
テラスに面した部屋は、淀川や京都盆地を見下ろすカフェになっていました。
ケーキは大阪のリーガロイヤルホテルから運ばれてくる焼き菓子が楽しめます。
ドリンクにはアサヒビールのスーパードライもあり、雄大な景色を眺めながらビールを嗜むことも出来ますが、呑めない私はケーキとミルクティのセットを堪能しました。
因みに、駐車場は有りませんから、JR山崎駅線路脇にタイムスが有るので、駐車はそちらに!
さて次回こそは天王山に登ってみますか~?
そろそろ本気で歴史のお話に行かないとやばいかもですね(笑)
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