ついに、出雲神仏霊場満願成就記念!『賣布神社』
出雲に戻ってまいりました~(笑)。
出雲神仏霊場二十箇所をすべて巡ることが出来ました。
特別な御朱印帳と御朱印、それに御縁珠(次の機会にご披露いたします。)がもらえます。
最初に収集を始めたのが、今回ご紹介する『賣布神社』でした。
出雲神仏霊場代六番札所
「市郎右衛門」の歴史ブログをお楽しみください。



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賣布神社なのですが、はっきり言って、私などの素人には理解できない複雑さ?です。
出来るだけ簡単に?説明しますが、本人も良く理解していないので変になるかもです(笑)
『賣布神社』は、遠く神代において摂社の御祭神である「櫛八玉神」が、潮の流れの中にあるとされる「速秋津比賣神」を生命の祖神としてお祀りになったことに始まり、後に樹種の神とされる「相殿の三神」が合わせ祀られたと伝えられています。
このことは、海の潮の働きと地上の樹木の働きがあいまって海河山野の幸がもたらされ、人々も生かされていることが示されているとも言われます。
主御祀神の速秋津比賣神(速秋津比古神・速秋津比売神の夫婦神とも言われます。)は、日本神話に登場する神です。
神産み神話(伊邪那岐・伊邪那美が生んだ神の一人?ないし二人)で生まれています。
『古事記』では速秋津比古神・速秋津比売神、『日本書紀』では速秋津日命と表記されます。
古事記では別名『水戸神(みなとのかみ)』と記されています。
「水戸神」とはすなわち港の神の意味です。
地図を見ていただいたら解るように、宍道湖と中海をつなぐ重要な場所に在ることがわかりますよね~。
古代の港は河口に作られるものであったので、水戸神は河口の神でもあります。
川に穢を流す意味から、祓除の神ともされます。
神名の「ハヤ」は川や潮の流れの速さを示し、かつ、河口の利用は潮の流れの速さに左右されることから出た神名と考えられているようです。
また、「アキツ」は「明津」で、禊によって速やかに明く清まるの意とする解釈もある様です。
更に、その原点は、大自然の営みに畏敬の念をはらい、自己の生き方を律して、諸々の禍いや過ち、そして気枯れ(穢れ)などあればこれを見直し、人本来の生き方や生命力を蘇らせることにあり、それが「祓え・清め」の真の意義でしょう。
自然再生のための活力は、「潮の気(水気や塩気)そして樹木の気に宿る神々によってもたらされる」と信仰されて来ました。
速秋津比賣神を祀ったとされる櫛八玉神ですが、葦原中国平定の段で国譲りを承諾した大国主のために造営された宮殿(出雲大社)で、膳夫となった櫛八玉神は、水戸神二神(速秋津比古神・速秋津比売神)の孫と記されています。
「大祓詞」では、川上にいる瀬織津比売神によって海に流された罪・穢を、「荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百会に坐す速開津比売(はやあきつひめ)と云ふ神」が呑み込んでしまうと記されています。
『賣布神社(めふじんじゃ)』 通称 白潟(しらかた)さん 橋姫(はしひめ)さん。
主祭神 速秋津比賣神(はやあきつひめのかみ)
水戸(みなと)の神であり、祓(はら)え戸(門)の神
相殿神 五十猛命(いたけるのみこと) 大屋津姫命(おおやつひめのみこと)柧津姫命(つまづひめのみこと)
日本書紀に登場し須佐之男命の子である樹木を司る三柱で、須佐之男命を助け樹木を日本中に繁殖させたとされます。
日本の国土に樹種を播かれたと伝わる神々と出雲国風土記にも記されます。
ご利益は「祓え清め、そして生命力のよみがえり」
祈りの言葉「祓え給い 清め給え、守り給え 恵み給え」
ご由緒では、『当社は、「出雲国風土記」に「賣布社」、「延喜式」には「賣布神社」と記された古社であり、社名の『めふ』とは、海藻や草木の豊かに生えることを意味しています。
元の鎮座地は、古代名の「意宇の入海」(今の宍道湖)の西部湖岸と考えられ、潮の流れや地形の変動に伴い遷座され、岩崎鼻(袖師ガ浦)に鎮座した時代もあり、潟地が広がって白潟の地が形成されて現在地に遷座されたのが十三世紀頃と考えられ、「白潟大明神」とか、十五世紀には「橋姫(はしひめ)大明神」とも称され、水郷松江の産土神(うぶすながみ)として鎮座しました。
また、中世には港町「白潟」の宮座の権利として神田や漁業権を保有してきた歴史があり、祭儀では摂社の「櫛八玉神」の御事蹟と関連して、古代神話の国譲りの段に因む神事が継承されてきた。』と記載されます。
全くの余談ですが、神社の門前にワッフルがとってもおいしい老舗の洋菓子店が在ります。
松江市民にとって「ウエダのワッフル」と言えば、知らない人はいないというぐらい、の定番らしいのです(松江出身の友人に教えていただきました)。
柔らかめの生地に、甘さ控えめのクリームの味はは子供から大人まで万人受けし、手土産として実に最適なのだそうです(懐かしい昭和のかおりする味でした)。
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賣布神社なのですが、はっきり言って、私などの素人には理解できない複雑さ?です。
出来るだけ簡単に?説明しますが、本人も良く理解していないので変になるかもです(笑)
『賣布神社』は、遠く神代において摂社の御祭神である「櫛八玉神」が、潮の流れの中にあるとされる「速秋津比賣神」を生命の祖神としてお祀りになったことに始まり、後に樹種の神とされる「相殿の三神」が合わせ祀られたと伝えられています。
このことは、海の潮の働きと地上の樹木の働きがあいまって海河山野の幸がもたらされ、人々も生かされていることが示されているとも言われます。
主御祀神の速秋津比賣神(速秋津比古神・速秋津比売神の夫婦神とも言われます。)は、日本神話に登場する神です。
神産み神話(伊邪那岐・伊邪那美が生んだ神の一人?ないし二人)で生まれています。
『古事記』では速秋津比古神・速秋津比売神、『日本書紀』では速秋津日命と表記されます。
古事記では別名『水戸神(みなとのかみ)』と記されています。
「水戸神」とはすなわち港の神の意味です。
地図を見ていただいたら解るように、宍道湖と中海をつなぐ重要な場所に在ることがわかりますよね~。
古代の港は河口に作られるものであったので、水戸神は河口の神でもあります。
川に穢を流す意味から、祓除の神ともされます。
神名の「ハヤ」は川や潮の流れの速さを示し、かつ、河口の利用は潮の流れの速さに左右されることから出た神名と考えられているようです。
また、「アキツ」は「明津」で、禊によって速やかに明く清まるの意とする解釈もある様です。
更に、その原点は、大自然の営みに畏敬の念をはらい、自己の生き方を律して、諸々の禍いや過ち、そして気枯れ(穢れ)などあればこれを見直し、人本来の生き方や生命力を蘇らせることにあり、それが「祓え・清め」の真の意義でしょう。
自然再生のための活力は、「潮の気(水気や塩気)そして樹木の気に宿る神々によってもたらされる」と信仰されて来ました。
速秋津比賣神を祀ったとされる櫛八玉神ですが、葦原中国平定の段で国譲りを承諾した大国主のために造営された宮殿(出雲大社)で、膳夫となった櫛八玉神は、水戸神二神(速秋津比古神・速秋津比売神)の孫と記されています。
「大祓詞」では、川上にいる瀬織津比売神によって海に流された罪・穢を、「荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百会に坐す速開津比売(はやあきつひめ)と云ふ神」が呑み込んでしまうと記されています。
『賣布神社(めふじんじゃ)』 通称 白潟(しらかた)さん 橋姫(はしひめ)さん。
主祭神 速秋津比賣神(はやあきつひめのかみ)
水戸(みなと)の神であり、祓(はら)え戸(門)の神
相殿神 五十猛命(いたけるのみこと) 大屋津姫命(おおやつひめのみこと)柧津姫命(つまづひめのみこと)
日本書紀に登場し須佐之男命の子である樹木を司る三柱で、須佐之男命を助け樹木を日本中に繁殖させたとされます。
日本の国土に樹種を播かれたと伝わる神々と出雲国風土記にも記されます。
ご利益は「祓え清め、そして生命力のよみがえり」
祈りの言葉「祓え給い 清め給え、守り給え 恵み給え」
ご由緒では、『当社は、「出雲国風土記」に「賣布社」、「延喜式」には「賣布神社」と記された古社であり、社名の『めふ』とは、海藻や草木の豊かに生えることを意味しています。
元の鎮座地は、古代名の「意宇の入海」(今の宍道湖)の西部湖岸と考えられ、潮の流れや地形の変動に伴い遷座され、岩崎鼻(袖師ガ浦)に鎮座した時代もあり、潟地が広がって白潟の地が形成されて現在地に遷座されたのが十三世紀頃と考えられ、「白潟大明神」とか、十五世紀には「橋姫(はしひめ)大明神」とも称され、水郷松江の産土神(うぶすながみ)として鎮座しました。
また、中世には港町「白潟」の宮座の権利として神田や漁業権を保有してきた歴史があり、祭儀では摂社の「櫛八玉神」の御事蹟と関連して、古代神話の国譲りの段に因む神事が継承されてきた。』と記載されます。
全くの余談ですが、神社の門前にワッフルがとってもおいしい老舗の洋菓子店が在ります。
松江市民にとって「ウエダのワッフル」と言えば、知らない人はいないというぐらい、の定番らしいのです(松江出身の友人に教えていただきました)。
柔らかめの生地に、甘さ控えめのクリームの味はは子供から大人まで万人受けし、手土産として実に最適なのだそうです(懐かしい昭和のかおりする味でした)。
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コメント
読めないっ
神話の世界はとても苦手で、ふりがながあっても難しいです。
めふ、は関西人として一応読めましたが、由緒も難しいですね。
旅行会社に勤めているわけではないですが、走り回るのが好きなので、明日からこの辺りへ行きまーす。三瓶温泉も初めて行きます♪
狛犬さんは出雲ちゃんばかりですが、きっと新たな出会いがあるはず。
2016-09-21 19:01 つねまる URL 編集
申し訳ないっ(笑)
> 神話の世界はとても苦手で、ふりがながあっても難しいです。
> めふ、は関西人として一応読めましたが、由緒も難しいですね。
> 旅行会社に勤めているわけではないですが、走り回るのが好きなので、明日からこの辺りへ行きまーす。三瓶温泉も初めて行きます♪
> 狛犬さんは出雲ちゃんばかりですが、きっと新たな出会いがあるはず。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
読みやすくなるように努力しますね。(汗)
出雲国に行かれるのですか?楽しんできてください~!
新しい出会いを楽しみにしております。
2016-09-22 14:04 市朗右衛門 URL 編集