2016/05/26

出雲風土記の御柱『三瓶山登山記』!

三瓶山(さんべさん )は、島根県のほぼ中央部の大田市・飯南町にまたがりそびえる大山火山帯に属する火山です。



2003年(平成15年)の活火山の定義見直しで活火山に指定されました。
火山噴火予知連絡会の火山活動度による活火山の分類ではランクCに位置づけられています。
知らなかったのですが、以前の様な活火山、休火山、死火山といわれていたランク(くくり)は無くなってしまったんですね。

三瓶山は主峰・男三瓶山(1126m)をはじめ、女三瓶山(957m)、子三瓶山(961m)、孫三瓶山(907m)、太平山(854m)、日影山(718m)の6つの峰が室の内と呼ばれる火口を囲んで環状に配列しています。

太平山以外の4つの峰は、いわゆる外輪山ではなく、デイサイトからなる溶岩円頂丘(円頂丘溶岩)です。
太平山は、爆発的噴火によって吹き飛ばされた土砂と火山砕屑物が積もって出来た山です。
それらの山々に囲まれた中央に「室の内」と呼ばれる直径5kmのカルデラがあります。
資料によっては室の内を爆裂火口として扱っているものもあります。

室の内には室の内池と呼ばれる火口湖があります。
室の内池は水深1.4m足らずの浅い池で流入する河川もなく、貧栄養池です。

火口はこのほか奥の湯火口があり、ここに三瓶温泉の泉源があります。
西の原の西側に浮布池、北の原には姫逃池があります。
浮布池は三瓶山の噴火でできた堰止湖です。

大山隠岐国立公園の一部に指定されており、男三瓶山北麓から室の内にかけて広がる自然林は、「三瓶山自然林」として国の天然記念物に指定されています。
この自然林は、標高800m以上にはブナ林、それ以下にはコナラやミズナラなどの高木が茂 ます。

石見国と出雲国の国境に位置する三瓶山は、『出雲国風土記』が伝える「国引き神話」に登場します。
国引き神話では、三瓶山は鳥取県の大山とともに国を引き寄せた綱をつなぎ止めた杭とされていますね。
『出雲国風土記』では、三瓶山は「佐比売山(さひめやま)」の名で記されています。
「佐比売」の名は、1954年(昭和29年)に大田市に合併するまでの地名「佐比売村」として残っていましたが、現在は名前が無くなってさみいし限りです。

さて今回の歴史登山は、もちろん一番高い男三瓶山(1126m)です。

三瓶山1(北側登山口)三瓶山4
(雲に隠れていますが大山です。)
三瓶山3
(はい!もう山頂、ここに杭を立てて島根半島を引っ張る壮大な物語です。)
三瓶山2
(ススキが本当にきれいです。)三瓶山5(室の内のカルデラと左は女三瓶です。)
三瓶山7
三瓶山8
三瓶山9
(この三枚は北の原の姫逃池です。綺麗ですね~真ん中は浮き島になっています。)

登山道は何本か有るのですが、時間の関係で登は姫逃池(ひめのがいけ)ルート
三瓶自然館サヒメル駐車場から男三瓶山山頂までの最短ルート(山頂まで約90分)降りは、名号(みょうごう)ルート、国指定天然記念物の三瓶山自然林内を進み、男三瓶山山頂へ至るルート(山頂まで約120分、降りでしたが少しなだらかです。)でゆっくり森林浴を楽しみました。

早めに降りて、国立三瓶青少年交流の家で地元物産イベントを楽しんだのでした。

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