2017/11/04

出雲食レポ第二弾!「ぜんざい」対決「出雲市」VS「松江市」

「ぜんざい」の語源が出雲に有った事を知ってましたか?

「ぜんざい(善哉)」は、豆(主に小豆)を砂糖で甘く煮た食べ物なのは、皆さんもご存知ですよね。

餅や白玉団子、栗の甘露煮などと共に供されることが多く、一般的には豆の原型が残るものを指して用いられます。豆の原型が残らないと汁粉に成ってしまいますね。

PB020400.jpg(さあ、美味しいのはどっちだ?)

関東地方では、汁気のない餡そのものが「ぜんざい」と呼ばれるそうですが、関西地方では粒餡を用いた温かい汁物をぜんざいと呼んでいます。汁気のない餡を用いたものは、関西では「亀山」や「小倉(おぐら)」と呼ばれています。

「ぜんざい」の語源は主に2説ありますが、今回出雲発祥説に焦点を当てて、前回ブログの蕎麦と同じ様に、出雲大社周辺(出雲市)と、茶人大名・松平不昧公の影響で和菓子が大きく発展した松江の「ぜんざい」対決をレポートしたいと思います。

それでは、『市郎右衛門』の日本史ブログをお楽しみ?くださいね(人´ω`*).☆.。
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【今回取り上げなかったもう一つの発祥説】

仏教用語である「善哉(ぜんざい・よきかな)」が由来といわれる説です。一休宗純(とんちの一休さんの方がわかりやすいかもしれませんね)が最初に食べたといわれ、この食べ物の美味しさに「善哉・善哉(よきかな、よきかな?)」と叫んだ事により「ぜんざい」という名称になったといわれています。「善哉」とは、釈尊が弟子を褒める時に使う言葉であり、サンスクリット語の素晴らしいを意味する「sadhu」を漢訳した言葉だそうです。

【出雲発祥説】

今回取り上げる出雲発祥説は、出雲地方の神事「神在祭」で振る舞われた「神在餅」を由来とする説です。「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」へと変化したと言われています。島根県松江市鹿島町の佐太神社(出雲神仏二十霊場ですがまだご紹介しておりません)のホームページには以下のような記載があります。

11月25日は神々をお送りする神等去出(からさで)神事が執り行われます。この日はカラサデさんといわれ、神前に供えていた餅と小豆を一緒に煮て小豆雑煮を作り再び供えていました。これを「神在餅(じんざいもち)」と呼び、今も宮司宅では家例としてこの日に小豆雑煮を作り、屋敷内の祖霊社、稲荷社、邸内の歳神にお供えいたします。昔は里人の間でもこの日の朝に餅をつ搗き参拝する慣わしがあり、参拝するものは必ず一重ねのオカガミ(餅)をもって参った後、小豆を入れた雑煮餅を作って家の神棚に供えてから銘々も頂く風習があったようです。この「神在餅」が転化して「ぜんざい」になったといわれているのです。 — 『ぜんざい発祥の地』(佐太神社・HP)

松江藩の地誌『雲陽誌(うんようし)』佐陀大社の項には、「此祭日俚民白餅を小豆にて煮家ことに食これを神在餅といふ出雲の国にはしまる世間せんさい餅といふはあやまりなり」とあります。その他、いくつかの古文献にも「神在餅」についての記述があるところから当社は「ぜんざい発祥の地」であるといわれています。実際に出雲地方の正月に食べる雑煮は小豆汁の雑煮であるなど小豆との関係が強く伺われます。また、神前に供えた餅自体が「善哉」であり、この餅を食べる為の小豆を使用した食事をも善哉と呼ぶようになったとする説もあるそうです(つまり、神在月に出雲大社近辺で始まったといわれるじんざい餅が発祥ではなく、それ以前から佐太神社では神在月に小豆煮の餅を食していたものが「ぜんざい」の発祥と述べているようです)。

【対決出雲ぜんざいVS松江ぜんんざい】

『日本ぜんざい学会壱号店』

PB020306.jpg(日本ぜんざい学会壱号店のぜんざい)

出雲では、ぜんざいの美味しいお店をウェブ検索した結果でTOPに上がってきたお店、出雲大社神門通りにある「日本ぜんざい学会壱号店」でぜんざいを食してみました。

お盆に乗せられてきたのは、ぜんざいの入ったお椀と天塩皿に乗ったキュウリの塩漬け。ぜんざいは、たっぷりの汁の底に小豆が沈んでおり、紅白の白玉だんごがふたつ浮かんでいました。このたっぷりの汁が極甘で、その反面、底に沈んだ小豆には風味があるとはとてもいいがたく、ちょっと期待はずれでした。

とはいえ味覚は人それぞれ、こちらのぜんざいがお好きな方もおられることと思いますので、「日本ぜんざい学会壱号店」さんあくまで私の私見ですからお許しくださいね。

『甘味処 月ヶ瀬』

PB020387.jpg
(松江・甘味処 月ヶ瀬)
PB020392.jpg(二階はシジミラーメン始めました~♪)
PB020403.jpg(仁多米が重要なんですよね。)
PB020395.jpg(でました~本格「ぜんざい」)

そして松江では、京店商店街にある「甘味処 月ヶ瀬」。甘味処と名打ってあるのですが、なぜかシジミラーメンも提供されていて、これもまた(大丈夫なのか?)少し不思議ではありました。

こちらは蓋つきの汁椀と天塩皿に紫蘇の実の塩漬けがお盆に乗って出て来ました。どうも出雲地方では、ぜんざいに塩気のお口直しがつきもののようです。

お椀の蓋を開けると、目に入ったのは小豆。汁気は少なく、小豆に隠れて餅が2つ入っていました。汁は甘すぎず薄すぎず、小豆の粒の食感もしっかりと感じられ、風味もよいお味でした。餅は島根県の米どころ仁多郡産の仁多米を使用した餅とのこと。伸びもよく食べごたえもあり、満足のいく一品でした。

ぜんざいの美味しさについ、追加で串団子を2本頼んでしまいました。一本は不昧の名前抹茶餡、もう一本は季節の栗餡です。(笑)

PB020408.jpg(2本も頼んでしまいました~(;^_^A アセアセ・・・)

【最後に雑煮と善財!】

出雲地方では、正月の雑煮も小豆雑煮といって、甘い小豆の汁にお餅が入ったものを食べるのだそうです。

これがぜんざいとどう違うのか?みなさんも疑問に思われますよね。しかし地元の人たちによれば、この2つははっきりと区別されているのだそうです。

小豆の汁は同じようですが、中に入っているお餅にちがいがあるようで、焼かないお餅が入っているのが小豆雑煮、焼いてある餅が入っているのが「ぜんざい」なのだそうです。そして、お餅を焼いていいのは、正月鏡開きの後(7日)からなのだそうです。

確かに関西でも正月のお雑煮は焼かないので、それも理解できる気がしましたが、我が家ではおせちは3日間だけだったので、7日は長いですね~。(笑)

【今日の名言】

昨日、松江城の護国神社にお詣りしましたそこの御朱印に一句「散る桜 残る桜も 散る桜」とありました。私右寄りというわけではありませんが、なかなかに良い句だと思いましたね~(笑)

歴史って本当に面白いですよね~!
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リュミエールブラン ネージュ

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