2016/01/27

民芸運動の産みの親、「柳宗悦」著書『手仕事の日本』『民芸とは何か』

やはり、民芸の素晴らしさを吹聴している私としては、これは外せないですね。

柳宗悦『用の美』をテーマに、使う道具の美しさを再確認しようという運動を、仲間たちと行った思想家です。

柳宗悦の『手仕事の日本』『民芸とは何か』は各地に眠っている民芸品の素晴らしさを紹介した本と、その思想を説明した本です。

手仕事の日本

昭和初期位の執筆なので、現在の民芸(民芸品)の状況とはかなりの違いも有ります。

つまりは、彼らの運動が功を奏して、本のなかでは「もうなくなってしまいました。」と記載されている民芸品も、復活して伝承館等が各地に建設、運営されています。

先日、新聞紙面で、日本の手仕事の良さに感化される若者も、増えているという記事を見ました(素敵な事ですね)。

写真に写っているブックカバーも、本のなかでは「不幸にも跡を断ちました」と柳宗悦がが書いている島根県安来市の「広瀬絣」のブックカバー(広瀬絣伝承館で購入)なんです。

『用の美』を追求して、復興、復旧に尽力した柳宗悦浜田庄司河井寛次郎バーナードリーチ等の努力は決して無駄ではなかったと言うことですね。

民芸とは何か

こちらの本と一緒に写っている巾着は、青森県津軽地方のこぎん刺し(この細工で2000円ほどですからコストパフォーマンス高いです)という民芸品です(京都東寺の弘法市で、購入した物です)。
東北地方のファンでもある私が、こぎん刺しを少しだけ説明させて頂きます。

【津軽こぎん刺し】
こぎん刺しとは、約300年前に青森県津軽地方の農民の知恵から生まれたもので、農民の野良着のことを「こぎん」と呼んだためこの名前がついています。
当事、津軽地方では綿の栽培ができなかったため、農民は野良着や普段着に綿製品を使用することを禁止され、麻布を着ていました。
しかし、麻布は繊維が荒く雪国の厳しい寒さを防ぐことができなかったために、麻の布目に白の木綿糸を刺繍して縫いこむことで、当時貴重だった布の耐久性と保温性を高めたのが始まりです。
次第に様々な模様ができて、実用性の上に装飾性が加わり、民芸品としての価値が高まりました。
基本になる模様は30種類余りあり、地域によってその名称も多少違うようですが、身近な生活の中から創意工夫されてきたものです。


陶芸を趣味にしている私のブログでご紹介した全ての窯元は、この本『手仕事の日本』のなかで、「頑張っている」等の称賛紹介されている釜元です。

私も、但馬の柳宗悦目指して(笑)、少しその様な活動に協力出来ればと考えて、陶芸教室に通い、民芸品を見に東奔西走しています(大それた考えですが)。
素敵な民芸品を見つけると、皆さんがこれら日本の伝統美を気に入られて、手にとって頂けたらと心から思っています。


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