2017/06/17

こんなのを残しておかなきゃね~「国指定重要有形民族文化財」『下谷上農村歌舞伎舞台』

今日はちょっと地味な話題です。
しかながら、文化を継承するためには必要な場所だと思いご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのは「下谷上農村歌舞伎舞台」です。
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(国指定重要有形民族文化財下谷上農村歌舞伎舞台です)

農村歌舞伎舞台(のうそんかぶきぶたい)は、日本において江戸時代より農民の娯楽として行われている農村歌舞伎や人形浄瑠璃を催すための舞台で兵庫県では特に数多く残されています。

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【農村歌舞伎舞台って何?】

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(江戸時代の舞台がこんなに綺麗に残されているのですね~)

農村歌舞伎舞台(のうそんかぶきぶたい)は、日本において江戸時代より農民の娯楽として行われている農村歌舞伎や人形浄瑠璃を催すための舞台なのです。

西日本、特に兵庫県において発達しました(なんでだろう?宿題ですね)。
農村舞台は全国に1000基以上残っていますが、およそ10%が兵庫県内に存在するって知っていましたか?
旧・山田町を含む北神戸には15の農村舞台があり、この地域で特に盛んであったと推測されていますね。
一般に歌舞伎舞台は神社境内に建てられることが多く、奉納芸能であり、主に農閑期に上演されました。
当初は田んぼなどに仮設の小屋をかけただけの素朴な形で上演されていたものが発達し、神社境内の長床などを舞台として上演されるようになりました。

【今回ご紹介する「下谷上農村歌舞伎舞台」】

以前千年家の時にも少しお話させていただきましたが、心の病気を患っていました時に、体力作りの為の水曜日の恒例ウォーキングの行き先がこちらでした。

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(説明版がいつも私の説明よりも分かりやすいです。字が大いのだけ私の勝ちですかね(;^_^A)
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(天彦根神社鳥居、毎週病気の完治を願って毎週お詣りいたしました。)
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(歌舞伎舞台は必ず神社併設なんですよね~)

天彦根神社境内の下谷上農村歌舞伎舞台(天保11年、1840年建立)は特に保存状態がよく当時の面影を伝えています。
江戸時代には農民による芝居の鑑賞や上演は原則禁止されていたが、実際には各地にこうした歌舞伎舞台が造られ農民らは歌舞伎を楽しんでいたのです。

下谷上農村歌舞伎舞台では、天保12年(1841年)から始まった水野忠邦による天保の改革の風俗粛清の影響で閉鎖された大坂の芝居小屋の浄瑠璃太夫や人形遣いらがこの地に流れ込み、特に水野忠邦の失脚後には盛況を極めました。

規模は間口12m、奥行8mと壮大です。
また舞台には、皿回し型の回り舞台が設置され、花道には一部が反転すると反り橋が現れる「裏返し機構」まで備わっていた様です。
これは全国的に見ても珍しく、ここ以外では見られない装置です。

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(横は舞台袖に成って、俳優の出入り場所にも使われます)
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(地下も補強されています。回り舞台やせり上がりが地下に在るのでは?の写真です)
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(緞帳も上に隠れてますね~!)
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(茅葺を保存するのが、大変ですね)

本来は神社境内の付属建造物である長床を舞台に利用したり、その他、太夫座、二重台、回り舞台、大迫(おおせり)、ぶどう棚など多彩な機能を有していたと考えられます。

【その他県指定重要有形民族文化財指定の舞伎舞台のご紹介】

『上谷上農村歌舞伎舞台』

天満神社(神戸市北区山田町上谷上)境内には文久3年(1863年)年建立の、割拝殿形式の歌舞伎舞台があり、床几回しという装置を備えていた。
また山田村周辺で催された人形浄瑠璃は山田文楽と呼ばれ、淡路島の三原地区と並び称されるほど有名であったが、その後芸能が継承されずに現在では上演不能となっていました。
平成29年1月に屋根の葺き替えが終わり、秋に農村歌舞伎が上演されます。

『北僧尾農村歌舞伎舞台』

淡河町北僧尾厳島神社境内の農村舞台(県指定の重要有形民俗文化財であり、現存する日本最古(1777年建立)の農村歌舞伎舞台)が平成26年秋に全面改修を終えました。
これを記念し広く県民市民へ周知するために、改修記念公演が開催されました。
この記念公演において淡河中学校生徒も地元中学校として出演し、伝統文化の継承と地域の活性化に寄与し、地域の一員としての自覚を育みました。

【最後に言わなければいけないこと、無形文化財の農村歌舞伎の伝承】

北区での農村歌舞伎上演会は平成12年度から始まり、平成26年度までは毎年4月中旬~下旬に開催してきました。
平成27年度からは、北区農村歌舞伎上演会実行委員会による主催となり、秋に農村歌舞伎舞台での上演が実施されています。上演する舞台として、山田町内の4箇所の舞台(下谷上、上谷上、藍那、小河)をローテーションで活用しています。
平成28年は山田町下谷上の舞台で行われました。
平成29年は上谷上の舞台で開催予定です。

舞台の保存は勿論ですが、演じる歌舞伎の伝承が無ければ意味がないのです(難しい事でしょう)。
しかし文化の伝承は日本人の最も得意とするところではないですか。
是非農村歌舞伎文化の伝承の応援をよろしくお願いいたします。

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(神戸市HPの講演の写真からお借りしました。歌舞伎の伝承をよろしくお願いいたします。「回り舞台人力でした、笑」)


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歴史って本当に面白いですよね~!

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