2016/07/27

須佐之男は新羅からの渡来人なのか?『韓竈神社』の謎。

出雲神話の旅です!ご紹介するのは韓竈神社ですが、「古事記」にも記載されない、神秘のお話?。疑問点も多くて理解に苦しみます。
しかしここはそれ!専門家では有りませんから、お気楽に自分なりの推理と妄想(笑)で楽しみましょう。


『韓竈神社』
島根県出雲市唐川町408


(山~!帰りには脱輪したおじさんを救助して、下の町まで乗せていきました~汗!)

島根県の神社関係資料によると、現在の社が建てられたのは1815年(明治まであと50年)と新しい物です。
「出雲国風土記」には『韓銍社(からかまのやしろ)』延喜式には『韓竈神社』と記載されています。江戸時代には、『智那尾権現(ちおごんげん)』と呼ばれていました。

社名のカラカマは朝鮮から渡来した「釜」または「溶鉱炉を意味する」とされ、祭神の素盞嗚命「神社由緒記載」が御子神五十猛命(イソタケルノミコト)と共に新羅に渡り日本へ「植林法」やタタラ製鉄法、鍛冶技術などの「鉄器文化」を伝えられたとされています
この神社より奥は古くから産銅地帯といわれ、金掘り地区の地名や自然銅、野タタラ跡もあり、鉄器文化の開拓と深い関係がうかがわれます。
島根県を流れる斐伊川をよく見てみると砂地の中に黒いものが見えますが、これは砂鉄なんですよね。出雲は鉄が多く取れることでも有名です。
今も出雲の野山にはこの鉄を作るタタラ場の跡が多く残っています。

ここ迄でもう疑問が幾つか出てきました。
素盞嗚命は日本人?渡来人?!植林を教えに新羅に渡ったの?日本に持ち帰ったの?
地元には素盞嗚命が育ち青銅を造っていたとの言い伝えがあります。青銅造りには銅・錫・鉛が必要ですが、唐川地区にはそれらが産出していました。

八岐大蛇に恐怖したとき、若き王素盞嗚命は自分が新羅から持ち帰った新しい技術を駆使して十束の剣や天の叢雲剣を作り上げ、八岐大蛇に例えられる、出雲を牛耳る強力な部族に挑みかかかったのかもしれませんね~(私の妄想ですよ!)。



さて「階段つらい~!」で前回?の宿題を残していました。
「縄文海進」について少し説明しましょう。


縄文海進(じょうもんかいしん、有楽町海進)は、縄文時代に日本で発生した海水面の上昇のことです。
海面が今より2~3メートル高かったと言われ、氷河期が終わった後の、縄文時代前期の約6,000年前にピークを迎えたとされています。
気候は現在より温暖・湿潤で年平均で1~2℃気温が高かったと考えられます。
世界的には(北極の大氷塊の融解によって惹き起こされた現象です)、完新世海進、後氷期海進(Holocene glacial retreat)と呼ばれています。

私的には、日本列島の地盤隆起(ヒマラヤではでは年間10ミリ、6000年間で60メートルも上昇しています。日本の隆起がその2割だと仮定して12メートル!)も考えると実際には、現在の地形が10メートル以上低く(つまりは海が10メートル以上高い)内陸迄海が入り込んでいたと考えます。
6000年の間に海が引き、土地は隆起します。更には山が削られて土砂の蓄積も考えられます。
内陸部の「岬山」や「汐見」等の地名に名残りが伺えると共に、有名な群馬県板倉町の貝塚の標高は約16メートルでが2~3メートルでは近くに海が入り込んでいた説明が付かない事もこれで解決します。

「記紀」の中にも縄文海進を推察させる記述が有ります。伊邪那岐と伊邪那美の国造りのお話です。新潟県の佐渡島を双子で生んだと記載、岡山県の児島半島も島として生み落としています(両方とも海水面を10メートル上げると成り立ちます)。

人々は肥沃な平地で米作りを始め、先祖が住んでいた高台を神聖な場所としてお祀りした。
これが私がひーひー言いながら階段を上らなければならない理由の一つです。

江戸時代に松江松平家が編集した地方紙「雲陽詩」(1717年)には、 「スサノヲノミコトが乗り給いし船なりとて、二間四方ほどの平石あり、これを「岩船」という。この岩は本社の上へ西方より屋根の如くさしかざしたる故に、雨露も当たらず世俗に「屋方石」という。又、岩船のつづきに周二丈余り、高さ六間ほどの丸木立岩あり、これを「帆柱石」という。」 と記されています。

わざわざ石の船に乗って(笑)新羅に、渡っての植林方法の持ち込みは、鉄が多いこの地を見据えて、鉄製を進めようとすれば多くの樹を必要としたでしょう。そのために植林を進めて、この地を豊かにしようという壮大な素盞嗚命の洞察力と力の影響を物語っているといえます。

そうした素盞嗚命の偉業とロマンの跡がこの韓竈神社には感じられます。

CIMG2274.jpg
(鳥居の先は、お約束の階段、自然石で300段~涙)
CIMG2272.jpg
(薄暗くて雰囲気あります~!)
CIMG2273.jpg
(ご丁寧に鳥居のくぐり方まで御教授してくださっています。)

今回は私がヒーヒーいう前の鳥居までです。次回は素敵な素盞嗚命の化身が私を迎えてくれます。

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Re: 記事寄稿のお願いです

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素敵なお話をありがとうございます。
なおご返事が大幅に遅れました事大変失礼いたしました。
熟慮いたしましたが、現時点では仕事の合間を縫ってブログを書いているのが精一杯です。
とても記事寄稿等出来る暇は有りません。
大変申し訳ありません。

ただ、私一年で仕事を辞めて起業しようと考えております。
これまでの仕事は研究職で、内向き?なものでしたので、自分の外向きの力がどの程度有るのか確かめたくてブログを始めてみました。
ちょうど一年に成りますが、全くダメでもなさそうだなと実感しています。
たびねすさんのお話もその一つです。

また、機会や時間が在りましたらお受け出来るかもしれませんので、その時まで心の片隅にでも留め置いていただけましたら幸いです。
本当にありがとうございました。